Gibson FireBird リバースモデル

1981年 Firebird

2013.02.07 Thursday 00:00

ムーグ博士の回路を使用したファイヤーバード


通常サンダーバードのナンバリングがしてあるこのファイヤーバード、とにかく一番変なファイヤーバードです。ボディもバインディングが施されて正直パチものしか見えません。ハードウェアにはムーグ博士の設計したRDモデルのものをそのまま移植されています。
主な仕様の違い

・バック材にメイプル、トップ材にカーリーメイプルを使用
・セットネック
・テールピースはTP-6が採用
・ピックアップはシリーズ献魯爛丱奪ー
・コントロール部分は2ヴォリューム、マスターベースコントロール、マスタートレブルコントロール
・トレブルブースターとコンプレッサーのミニスイッチ

下記はファイヤーバード2のコントロール部分です。画像はハートマンヴィンテージギターズのものです。




所有者の感想

実際に所有してるベニマロさんの感想をブログのベニマロさんによる Firebird 兇砲弔い討竜事から引用します。

別名・エレクトロニクスと呼ばれるこのモデルは、その名に恥じることなく、ハイテク機能が満載されています。ボディ裏の大きなプラスチック・カバーを外して中を覗いてみると、巨大な意味不明の基盤が組み込まれていて、9Vの電池を仕込むスペースもあります。

従来のミニ・ハムではなく、新たに開発されたハムバッキングを2基搭載。このハムバッキングは2つのミニスイッチを操作することによって、これまで耳にしたことのないようなサウンドを奏でてくれるのですが、

「それは使い物になる音なのか?」と質問されれば
「なりません」と答えるしかなく、
「どんなジャンルに向いているのですか?」と質問されれば
「・・・・・・」
押し黙るしかないような、ヘンな音しか出せません。

ファイヤーバードの特徴であるバンジョーペグも付いていなければ、スルーネック構造でもありません。おまけに、ロック・メイプル/カーリー・メイプル削り出しトップのボディと、3ピース・メイプルにローズ指板のネックのため、一連のシリーズのようなガリゴリではなく、焼きたてベーコンのようなカリッコリサウンド。

各弦のテンションが調節可能なテールピース(TP-6)も、完全に世間の流行に翻弄されていた、この時代のギブソンを象徴しているパーツのひとつです。

トップにうっすらとトラ目が浮かび、高級感と胡散臭さが共存するこのモデルをメインで使う変わり者は、発売当初から今日までひとりも現われていません。



これが実は史上最悪のファイヤーバードかも知れませんね。

Firebird Blog
管理人@FireBird_bot(twitter)

ギターのファイヤーバード(Firebird、Gibson,epiphone,その他コピーモデル)についての歴史やスペック等を調べ、まとめています。

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