Gibson FireBirdの歴史

1966年 モデルチェンジ

2013.01.08 Tuesday 00:00

※この記事はhttp://sound.jp/firebird/から引用、編集にしています

コストダウンのためのモデルチェンジ

満を持して発売したFirebirdでしたが残念ながらその売上げは期待通りとはなりませんでした。そこで65年に価格を抑えるためのモデルチェンジを行いました。

この変更は生産効率を改善する目的でセットネック工法を用い、ボディはフラットで違和感の少ないベースカッタウェイの張り出したフォルム、フェンダーと同じ配列のクルーソンペグを配したヘッドストックの採用などによるものですがSGのピックガードマウントPUの採用と同じ手法が取られていることも見逃せない部分です。

ボディのルーティングを共通にすることでさらに生産効率を向上、これがいわゆるノンリバースFirebirdといわれるモデルですが実際に発売にされたのは65年も暮れになってからといわれています。

リバースモデルと同じく4つのモデルを持つノンリバースFirebirdはハードウェアがわずかに異なるだけで、ドットマーカー付でバインディングのないの指板を含めボディ&ネックは基本的に全てのモデルに共通でした。よって全モデルに3PU用のルーティングが施され、不要なそのルーティングはピックガードによって覆い外見からは見えないようにしていました。

ローコストのP-90が2個のFirebird I、同じく3個のFirebird 掘▲潺縫魯爛丱奪ーが2個のFirebird 后同じく3個のゴールドパーツのFirebird 擦箸い辰振餽腓如▲椒妊の相違点はわずかにテイルピースブリッジとチューンOブリッジの穴のみ、気2PUにすることによってコントロールの穴の数も一緒という行程作業を少しでも減らすようにしたと思われます。

都市伝説

ノンリバースモデルを出した理由として一時期はフェンダーからのパテントの特許に抵触するおそれがあったためと言われていていました。しかしなんのパテントに抵触する可能性があったのかはっきりした情報はありません。さらにそもそもノンリバースモデルはジャズマスターやジャガーにもシルエットが似てむしろリバースモデルよりフェンダーっぽい作りになっています。と言う理由から近年はノンリバースモデルはコストダウンを狙ったものと言う説が有力です。


通常のFireBirdからノンリバースモデルへの変更点

1.スルーネックの廃止
ファイヤーバードの最大の特徴であったスルーネックが廃止され、セットネックへと変更。そのためボディに段差はなくなり、完全なフラットになる。

2.バンジョー・ペグからクルーソンへ
ペグの配列がノーマルに戻され、これまた特徴のひとつであったバンジョー・ペグが廃止。フェンダー同様6連式クルーソンに変更。フェンダーのペグがバラバラなのに対しこちらのクルーソンは1つになっている。

3.ピックアップの変更
IIとIIIのピックアップが、ミニ・ハムバッキングからP-90へ変更。しかしVとVIIについては変更が行われずそのままミニ・ハムが引続き採用される。

4.ボディ&ネックの共有化
それまで各モデル・機種ごとに違ったザグリ、ピックガード製作を行っていが、コスト削減・効率優先の大量生産型へと移行、ボディもネックもザグリも、ピックガードさえも共有する、フェンダー・スタイルに。そのため、スタンダード&カスタム機種に施されていたネックサイドのバインディングとブロック・インレイが、ノンリバでは不採用。

5.スライド式スイッチの採用
ピックアップのセレクターが、それまでのトグル・スイッチからスライド式へと変更。しかし強度面での問題から、1968年に再びトグル・スイッチへと戻される。


上記画像は1966年型FireBird III と思われます。

1966年型FireBird I はバインディング無しのネックにドット・ポジションマーク、ピックアップはP-90、そしてショート・ヴァイブローラーを標準装備。

1966年型FireBird III は1966年型FireBird I にセンターピックアップが追加された仕様。

1966年型FireBird V はブリッジはチューン・オー・マチック&デラックス・ヴァイブローラーではあるがネックは型FireBird Iと同じでピックアップはミニハムバッカー。本家よりさらにトレブリーと言われています

1966年型FireBird VII はゴールド・ハードウェアにミニハムバッカーx3搭載、ブリッジはチューン・オー・マチック&デラックス・ヴァイブローラー、ネックは型 I と同じ。ノンリバースモデルは全てのネックが同じ仕様です

Firebird Blog
管理人@FireBird_bot(twitter)

ギターのファイヤーバード(Firebird、Gibson,epiphone,その他コピーモデル)についての歴史やスペック等を調べ、まとめています。

コメント
コメントする








   

categories

selected entries

links

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>

archives

recent comment

profile

書いた記事数:102 最後に更新した日:2017/07/13

search this site.

mobile

qrcode