番外編

シャケギター

2013.09.11 Wednesday 12:00

シャケとは?

シャケとはギタリスト木暮武彦さんの愛称。



経歴
1984年:レベッカのリーダー、メンバーとしてメジャーデビュー
1985年:プロデューサー(後藤次利?)と対立、脱退。
1985年:レベッカ♂結成
1986年:レベッカ♂からRED WARRIORSに改名、再デビュー。
1989年:RED WARRIORS解散、渡米
1990年:ソロ・アルバム『L.A.WORKS』発表
1992年:CASINO DRIVE結成。1994年まで活動。
1994年:帰国
1995年:ソロ・プロジェクト、サイコデリシャス立ち上げ
1996年:RED WARRIORS再結成
2006年:Mt.DELICIOUSを結成
2013年:ソロアルバム『儚(はかない)』発表

シャケギターとは?

現在ではヴィンテージのストラト等を使用していますがRED WARRIORS時代にメインで使用したビルローレンスの1ピックアップギター「BC0R-55B」が所謂「シャケギター」です。本人が使用していたものは1985年製らしいです。


(画像元:TONKUЯAism)


作られた経緯

このギターはシャケのために作られたギターではありません。と聞いていたのですが・・・どうやら違うようです。

Musicshelf 木暮武彦インタビュー 2007/7/27
(思い出の楽器について)
1本上げるとしたらビルローレンスのシャケモデル。青のストラトタイプのギター。 最初は3シングルの普通のストラトタイプだったんだけど、実際演奏する時はリアしか使わないので演奏中スイッチを触ってしまって音が変わるのが嫌で、フロントとセンターを取ってもらったんですけど、それからリクエストがあって商品化になったんです。


レベッカ時代に既にシャケはビルローレンスを使用していました。1984年のsaitama TV LIVEでの演奏動画を見るとボディの色がクリームもしくは黄色でピックガードが黒のビルローレンスを使用してるのが確認出来ます。画像は不鮮明でこの時既にリアピックアップ&1Volのみの改造を行っていたかどうかは判別できません。

ただ一部の情報で「フロントとミドルのピックアップが不要と感じていたシャケがビル・ローレンスのストラト(BC1)を使用することになった時にリアピックアップ&1Volに改造してもらい、そのギターを基にBC0R-55Bが作成された。」という情報もあります(出展:Bill Lawrence Data Box)。

おそらく推測するに、シャケ自身が自分用に改造してもらったギターを見てシャケ以外の別の方向からの商品化のリクエストがありBC0R-55Bが作られたのではないかと思います。

そしてこのギターはRED WARRIORSが有名になっていくといつしか彼の「シグネイチャーモデル」という訳では無いにも関わらず「シャケギター」と呼ばれるようになり、1999年まで生産されていました。


スペック

・Body: Alder
・Neck: Rose on Maple 22F
・Pickup: Black Label S3
・Control: 1Vol
・Brigde: Synchronized Tremoro
・Hardware: Black

音の特徴

このギターの特色ですが、なんと言っても1ピックアップ1ヴォリュームという仕様です。この一つしかないピックアップですが、通常のストラトのリアピックアップのようにスラントさせずに、しかも若干よりブリッジの位置にとりつけられています。そして使用されているピックアップはBlack Label。そのため、低音部分が通常のストラトより「ギャリっ」とした独特の音になっています。


その他

真偽は明らかではないのですが、フェルナンデスのZO-3が発売されるまで日本で一番本数が売れたギターはこのシャケモデルだという話があるそうです。(フェルナンデスの布袋モデルはラインの有無やグレードが何種類かあったのとシャケギターの当時定価55,000円という価格の安さのため)

何故かこのギターやこの時代のシャケに取りつかれた人たちが多くインターネット黎明期には既に「シャケギター友の会」というサイトが存在していました(現在でも存続しています)。


その後のシャケモデル

しかしシャケはRED WARRIORSの後半から2ハムバッカーのビルローレンスのギターを使用する頻度が上がっていきます。そしてビルローレンスからシャケのシグネイチャーモデルが発表されます。

ドルギター(画像はSeven SUNDAYSのものを使用しています)
ドルの形をしたオリジナルシェイプギター。CASINO DRIVE(バンドの方)のビデオでも使用されていました。


フライングVタイプ(画像は@thunder_birdsさんから)
見ての通りフライングVタイプ。@thunder_birdsさん所有のものです。


ファイヤーバードタイプ(画像はno nameさん提供 何年の物か不明ですがBill Lawrenceのカタログの物)
こちらがファイヤーバードタイプ。


上記3つともピックアップがL-500、カラーが銀ラメ、1ボリューム1トーンと言うスペックが共通です。自分はこれを楽器フェアで目にしていて市販されたら絶対欲しい!と思っていたのですが、何故かファイヤーバードタイプを楽器屋で見る事はありませんでした。発売されなかったとすら思っていましたが、発売されていたそうです。


そろいぶみ〜(※画像元「SUKE’S FACTORY」http://plaza.rakuten.co.jp/replaysuke/diary/


終りに

メタル全盛期に「これがR&Rだ!」と言わんばかりに登場したRED WARRIORS、そしてシャケとシャケギター。そのカッコよさはリアルタイムで体験した人達には強烈な印象だったのでしょう。FireBirdのブログやったらシャケギターの情報がまわってくるというところにも何か感じます。トラウマにも近い感じがします。

一応、このブログ的に補足するとシャケはFireBird 76年建国モデルを使用していました、というところでお許し下さいw



Firebird Blog
管理人@FireBird_bot(twitter)

ギターのファイヤーバード(Firebird、Gibson,epiphone,その他コピーモデル)についての歴史やスペック等を調べ、まとめています。

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