Gibson FireBirdの歴史

1980年代 FireBird 不在の時代

2013.01.12 Saturday 00:00

※この記事はhttp://sound.jp/firebird/から引用、編集にしています

経営悪化と売却

1981年にFireBird2というFireBird史上最も異質なモデル(詳細はこちら)、1982年には76年モデルの残りパーツで作られたと思われるFireBird 82(詳細はこちら)が作られるがそれを最後にFirebirdは市場から姿を消してしまいます。

ギブソンは80年代に入って経営悪化が顕著になり、86年にヘンリー・ジャスコヴィッツ率いる経営共同体に売却。この間、人気モデルであるレスポールなどは途絶えることなく生産されていいましたがFirebirdの再生産にはペグやPUなど新たな金型を起こす必要が生じ、コストと手間の問題から開発は後回しになっていました。

この間日本に大量に輸入されていた76年建国モデルは比較的入手しやすく、それを入手したユーザーも多かったです。しかしバランスの悪さ、ネックの太さ、外見から想像するサウンドとの差(当時はヘヴィメタルが全盛期で変形ギター=良く歪むというイメージだった)から酷評され、それが今日の日本におけるファイヤーバードの評判低さに繋がっていったと思われます。

Gibson FireBirdの歴史

1990~2000年代レギュラーラインナップへの復帰から新たなファイヤーバードへ

2013.01.13 Sunday 00:00

1990年 ファイヤーバード復活

FireBirdは1990年にGibsonのレギュラー・モデルに復帰します。ブロック・インレイ、クロームパーツ、2ヴォリューム2トーンというVのトレモロ無し仕様。カタログ上では「FireBird V」となりました。※写真はFireBird V 2010



(この記事はhttp://sound.jp/firebird/http://www.geocities.jp/guitarshop_maro/から引用、編集にしています)
レギュラーモデルとしてリイシューされたのは64年スタイルのVのみでしたが、9プライのネックも忠実に復刻され、76年モデル以降なで肩だったボディシェイプもオリジナルにより近いものとなりました。バイブローラは廃止されストップテイルピースとなり、メッキもクロームに変更、ブリッジにはABR-1が搭載されました。ペグも日本のゴトーにより複製され、その精度は格段に向上しました。(ここまで引用・編集)

また2010年にはペグがバンジョーペグからギヤレスチュ−ナーに変更されました。

2004年 ファイヤーバードスタジオ登場

2004年にセットネックに2ハム2ボリューム2トーンという新しい仕様のFireBird Studioが発売されます。


通常のFireBirdとの仕様の差は以下の通り。

・ネックがセットネックへ変更
・ペグがシャーラータイプへ変更
・ピックガードのデザインを変更
・ピックアップがハムバッカーへ変更
・ボディのエッジが丸いくなっている(後年発売されるFireBird Studio '70s Tributeはこれを継承していません)

セットネックに変更されたためFireBirdの特徴だったボディ中央のデッパリは無くなっています。こういった仕様変更により価格が抑えられより入手しやすいFireBirdとなりました。

またボディのエッジの丸さがよりカジュアルな雰囲気を出し全体的にかわいらしくなっています。

サウンドはSGよりの音でユーザーによるとひじょうに使いやすいとの事。一時期デイブグロールがブラックのFireBird Studioを使用していました。

Gibson FireBirdの歴史

2010年代 ファイヤーバード乱発

2013.01.15 Tuesday 00:00

2010年からギブソンから狂ったように多くのファイヤーバードが発売されます。

ファイヤーバード2010V

1990年から生産されていたファイヤーバードは2010年に一部仕様が変更されます。大きな違いはバンジョーペグからギヤレスチューナーへ変わった事です。カタログ上名前は変わりませんが便宜上「ファイヤーバード2010V」と表記される事が多いです。

2011年ノンリバースモデル限定生産

1960年代以降生産されていなかったノンリバースモデルが2011年に限定生産されました。


このモデルでは、1960年代のP90×3基搭載仕様ノンリバ・ファイヤーバードをモチーフとしつつも、新たに開発されたアルニコVマグネット採用コイルタップドP-90ピックアップにギ5WAYスイッチを搭載、各ヴォリュームのPUSH/PULLによるタップ切替や、マスターTONEのPUSH/PULLによるフェイズ切替を可能としていることで、幅広いサウンドヴァリエーションを可能としています。

2012年 FireBird Studio '70s Tribute登場

2012年、70年代のサウンドをイメージしたFireBird Studio、「FireBird Studio '70s Tribute」が発売されました。


スペックはマホガニーボディにメイプルネック、ベイクドメイプル指板22F、そしてアルニコ2デラックス採用のDual Blade Alnico Mini Humbuckerピックアップを2つ搭載、コントロールは2Vol、2Tone、3Wayスイッチで、ブリッジはストップテイルピース+Tune-O-Matic。ネックは70年代のGibsonネックを思わせる形状となっています。

2013年 ファイヤーバード生誕50周年記念モデル

2013年6月、ギブソンUSAからファイヤーバード生誕50周年記念モデル“50th Anniversary Firebird”が発売されます。

ボディ、ハードウェアがゴールド、ボリューム・トーンノブとピックガードがブラックと言うアニバーサリーモデルらしいゴージャスなルックス。ピックガードには、伝統的な“火の鳥”のシンボルマークと“50th Anniversary 1963-2013”の文字がゴールドカラーで刻印されている。また、ネックはオリジナル期と同じ1PCマホガニーのスルーネックを採用、ペグは2010 Vと同じくギヤレスチューネーが採用されています。

エリオットエーストンモデル

カーズのエリオットエーストンモデルのファイヤーバード。2ハムバッカーにビグズビー搭載。4つあるミニスイッチはピックアップのコイルタップx2、フェイズアウト、バイパスとなります。ハムバッカーなだけにミニハムに抵抗のあるプレイヤーにも使いやすそうなギターです。


ファイヤーバード2014

2014年ギブソン120周年を記念していくつかのギターが発表されました。その中にファイヤーバードもありました。2010Vに比べるといろいろ変更があります。

このギターの最大の特徴は上記の写真の通りジャックがボディトップでは無くボディサイドにある事です。ジャックをボディサイドに移した事によりペグもジャックも正面から見えなくなり、個人的にはすごいすっきりしたデザインになりました。12フレットには120周年アニバーサリーバナーが付いています。

ジェフ”スカンク”バクスターモデル

エリオットエーストンモデルに続きジェフ”スカンク”バクスターモデルのファイヤーバードが発売されました。

この「Gibson Skunk Baxter Firebird」は、マホガニーボディにマホガニーとウォルナットを組み合わせたネックをセット、ローズ指板22F仕様です。ピックアップは専用のアルニコ5を使ったミニハムバッカー「Skunk Baxter」を3つ搭載。1Vol、1Toneに各PUのON/OFFとコイルタップスイッチを備えています。さらにヴィブローラーのLyre TLPCトレモロにTOMブリッジというスペックです。

Firebird Blog
管理人@FireBird_bot(twitter)

ギターのファイヤーバード(Firebird、Gibson,epiphone,その他コピーモデル)についての歴史やスペック等を調べ、まとめています。


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